会長所信

北大阪商工会議所青年部
令和3年度会長  加藤 秀継

令和3年度スローガン

当事者たれ!
~自らのYEGを自ら愉しくデザインしよう~

 北大阪YEGは1982年の創立以来、地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担うべく一貫して活動してまいりました。歴史を築いてこられた諸先輩方、長きにわたり友好な関係を継続していただいております諸団体の皆様、そして一番身近でお支えいただいております北大阪商工会議所職員の皆様に心から感謝申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症が世界を覆った昨年、世界中の人々がこの試練に打ち勝つために今もなお奮闘を続けています。そして、我々北大阪YEGにおいても多くのメンバーがその影響を受け、出口の見えない闘いの日々を送っています。いずれはこの闘いに終止符が打たれ“アフターコロナ”の時代を迎えることができるのか、あるいは闘いの日々は続き“ウィズコロナ”の生活を送るか。わずか半年先の未来でさえも見通すことが困難な時代となりました。このコロナ禍においてYEG活動をする意味を自らに問うたメンバーも多いのではないでしょうか。と同時に、「困っているメンバーの役に立ちたい」「苦しんでいる仲間のために何かできることはないだろうか」… 自然と湧き上がる熱い想いに自らの心の内にある“ 北大阪YEG 愛” に気付き、突き動かされたメンバーもたくさんおられたことでしょう。
 皆様ご存知の通り我々は、令和4年度に創立40周年の節目を迎えます。かつ、日本YEGの第40回全国会長研修会の主管単会としての開催を控えています。350名を超えるメンバー全員で創立40年の重みと伝統とを継承し、また大会招致に奔走された先輩方の苦労と願いに想いを馳せつつ、2大事業の成功のために最大限の準備を行っていくことが求められています。開催実行に向けた道のりは決して平坦なものではありません。多くの課題や困難を共に乗り越え、一致団結し、組織としての結束を固めていく必要があります。今こそ北大阪YEGが誇る会員数を真の力として発揮すべく、全メンバーに事業にかかわっていただきたいとの想いから「当事者たれ! ~ 自らのYEGを自ら愉しくデザインしよう~ 」を本年度スローガンとして掲げさせていただきました。会の歴史を紡ぐ事業の構築に携わる当事者として、いま北大阪YEGに在籍するめぐりあわせを愉しみながら、決して歩みを止めること無く、力強く活動してまいりましょう。
 我々北大阪YEGは、創立35周年の節目に策定された中期ビジョンに基づき、継続性のある組織体制づくりを推進してまいりました。その組織づくりの基盤として毎年70名前後の会員拡大で発展を続けてきましたが、今年度からはいわゆる第2次ベビーブーム世代が卒業を迎え、今後5年間のうちに毎年35名前後のメンバーがYEGから巣立って行きます。会員数の減少が進めば事業や予算の縮小など組織運営にも支障をきたし、会として魅力ある活動を継続することが困難になります。これからも我々は会員拡大の重要性を認識し、フォローアップやオリエンテーションによる人材育成を実践しながら個人・組織の魅力向上に努め、さらに新たな仲間を引きつけうる循環型発展を目指していかなければなりません。と同時に、魅力ある組織づくりのためにはメンバーの意識高揚も不可欠です。私たちがYEGに入会し、YEG活動を行う本懐は自企業の成長発展を継続することにありますから、その意に即し、北大阪YEGならではのスケールメリットをしっかりと活かした例会や事業を企画・実施していくことで全メンバーの参加意識の向上を図り、活気に満ち、活力にあふれた組織を目指します。さらに、組織の活性にはメンバー間の交流が欠かせません。
 北大阪YEG内において最大の交流の場は各委員会にあります。毎月の委員会活動において、担当事業について熱く議論を交わし、知恵を出し合い、企画立案から実施までの長い時間を愉しみながら共有することから絆が生まれ深まります。事業のための委員会ではなく、ビジネスにつながる可能性を意識しながら取り組めば、おのずと参加の意識も変わっていくでしょう。このビジネスチャンスを無駄にせず、ぜひとも“ 当事者”として積極的に愉しんでいただきたいと思います。そして委員長の皆様には所属メンバーの交流の場が少しでも大きなものになるよう、メンバー全員が参加できるような委員会の設えを期待しております。

 一方で、YEGの活動は単なる異業種交流会ではなく、その役割の一つに提言活動があります。自企業の発展を通して地域の発展を願うYEGとして、未来を見据え、よりよい故郷を創造するために声を出し合い、集約洗練していかなければなりません。北大阪YEGのメンバーは自ら起業した者、起業への道程にある者、企業の中で経営者的立場として活躍する者、家業を引き継ぐ者など業界業種の枠組みを超えた経済人の集まりです。固定観念に縛られることの無い自由闊達な議論を通じ、一企業や特定業種の利害にとらわれない北大阪YEGとしてできる提言活動を行うことで、北大阪管内三市行政をはじめとする関係諸団体から必要とされる組織へ成長してまいりましょう。また、地域との具体的なかかわりもYEG活動の魅力の一つです。北大阪YEG は、「枚方市駅前大収穫祭」の中核事業として「枚方オクトーバーフェスト」を開催することで、地域とのかかわりあいを持ちながら北大阪商工会議所の掲げる「にぎわいのあるまちづくり」の一端を担ってきました。本年度は過去4 回の開催から見えてきた課題の解消に取り組みながら、継続可能な運営方法による実施を目指してまいります。また、枚方市以外の北大阪管内においても地域活性の一助となるような事業の実施を検討し、北大阪地域の未来を創造する取り組みを行ってまいります。
 結びになりますが、皆さんは北大阪YEGを愉しめていますか? 愉しむための準備、努力ができているでしょうか? いま一度それぞれの入会の目的や動機を振り返ってみてください。あるいは本年度、北大阪YEGに在籍する目的を考えてみてください。そして、それらに対して素直に行動できているかを自分自身に問いかけてみましょう。
 『出会いを求めているのであればもっと積極的に。
  学びを求めているのであればもっと謙虚に。
  絆を求めているのであればもっと誠実に。』
 誰かのためのYEGではありません。誰かが愉しませてくれるYEGでもありません。皆さん自身が当事者意識をもってYEGを実践してください。生活の中でのYEGの優先順位をほんの少し上げてみてください。決して歩みを止めることなく、自らの求めるYEGを、自ら愉しくデザインし、1 分でも1 秒でも多く共に愉しんでいきましょう!